2022年5月15日「平和への思いを語る会」好評でした
5月15日(日)生涯学習センターにて「平和への思いを語る会」が開催されました。コカリナ演奏に続き、田村嘉浩代表の挨拶、朗読劇「ぼくもいくさに征くのだけれど」、休憩後、参加者の皆さんと「平和への思い」を語り合いました。コロナ禍の中、人数制限がありましたが、38人の参加により有意義な時間が過ごせました。
参加者の中には既に竹内浩三の詩に触れた方もおり、書き残すことの大事さ、朗読劇により、77年前に亡くなった方を身近に感ずることができたなどの感想も述べられていました。また90代の婦人は女学校時代に風船爆弾を2交代で作ってきたことなどの体験を話されました。5月22日に開かれた定例会での反省・感想では、<加藤登紀子氏は浩三の詩を「この時代にかかわらずみずみずしい感性の詩だ」と語り、その感動を歌にしている。浩三は揺れ動く気持ちを詩や日記を書くことによって自分を見失わないことができたのではないか。体験者から直接お話を聞くことが困難になった現在、引き継ぐことの大切さ。書き残されたものをどう朗読劇などの形で息を吹き込むかということが課題だと思う。>など語られました。