5月3日、森英樹さんの講演を聞いて

「戦後レジームからの脱却を成し遂げるためには憲法改正が不可欠です」安倍晋三ホームページ(2009年6月12日)で述べています。8年以上経ってる今もこれは更新されていません。彼(安倍氏)はこのフレーズが好きのようです。しかしこの意味するものは「憲法のみならず、ポツダム宣言・戦後民主化・戦後国際秩序からの『脱却』も含んでいる」と。
今もナチス時代を政府も率先して反省するドイツと比べ日本政府の違いが歴然。1937年7月7日盧溝橋事件、同年12月13日南京大虐殺から80年の昨年、すべて沈黙の日本政府、安倍氏のホームページや2017年5月3日のビデオメッセージなど、具体的な発言をもとに詳しく分析され、納得の一言。余談では、「天皇代替わり」に関わって、本質的な議論(元号は必要か?、国家神道による「大嘗祭」を公的に行ってよいのか?究極の「女人禁制」で継承する皇位が「国民統合」の「象徴」なのか?)の必要性を述べられていました。とても時宜にあった内容も憲法学の観点から鋭く語られ、時々ユーモアも交えて素晴らしい講演で久しぶりに学んだ気がしました。
酒井 明

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です