日本国憲法と国の現状

 今年も憲法記念日を迎えました。憲法に掲げられた理念・理想は、どの程度実現できているのでしょうか。

最近の朝日新聞掲載記事およびこのところの周辺諸国の動静情報をもとに、国の在り方について、考えてみたい。

 

  • 4月23日(月)朝日朝刊書評・梗概「沖縄 憲法なき戦後」みすず書房

日本は太平洋戦争後、新憲法を制定してきた。それと並行して、冷戦が進む状況下の日本【国体】を守るためとして、沖縄をはじめに、いかに日本を米国に従属させてきたか。新憲法の理念が冷戦状況により、覇権主義に譲歩させられた切掛けとなった。

  • 4月23日(月)朝日朝刊記事 「ポスト冷戦 日米同盟強化選んだ」

冷戦が終了となっても、米国との安保条約をさらに強め、米国の覇権戦略にどっぷりはまって、自衛隊を米軍と一体的に強化し運用する状況となり、まさに専守防衛の枠を超えつつある。

最近の朝鮮半島情勢の動きを見ると、各国独自の和平戦略を打出しつつあるようにも思われる。日本は果たしてこれまでのように、米国の覇権戦略にベッタリと追随し続けることで良いのか、国民一人一人が戦後時点に立ち返って考えるべき時と思われる。そろそろ大国に依存しながら、自らも大国を目指す方向を転換し、なるべく多くの中小国と平和裏に協力し合う態勢作りに努力しながら、憲法に沿った非戦志向前提の安全保障を構築していく道を進むべきと考える。「戦後レジームからの脱却」とは、こういう方向で憲法に沿うことではないかと考える。

KN

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