教科書展示会に行こう

 小中学校の教科書展示会が開かれている。私の住んでいる地域(足柄上郡、南足柄市)では、足柄上合同庁舎で、6月14日から7月3日までの午前9時~午後5時(土日は除)
に開かれている。都合がつく人は是非行ってほしいと思う。私は毎年行き、友達に勧めている。「教育権は国民にある」ことを、この期間に確認し合いたいのだ。
 まず、憲法の条文を確認しておきたい。
〔教育を受ける権利、教育を受けさせる義務〕
第26条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
② すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育は、これを無償とする。
 権利を有するのは国民(子ども)であって、保護者、教師、行政に携わる者等々の大人は普通教育を受けさせる義務がある。ところで、「教育権」の中に、「教育内容」も内包されている。従って、どんな教育内容を子どもたちに与えたら良いのかを考え決めていくことは、国民(大人)の義務である。
 投票に行くのと同様、教科書展示会にすべての人が足を運んでもらいたいと思う。展示会には、日本中の普通小中学校が使う可能性のある全教科書が展示されていて、自由に見ることができる。意見を書いてくることもできる。そして、多くの人が意見を表明することで変わってくることもある。私も意見を書いてきて、変わった内容があるので幾つかを紹介したい。道徳 教出2年「礼儀正しいあいさつ」・・型にはまった挨拶押しつけが読み物に差し替えられた。教出5年「下町ボブスレー」(安倍首相が登場)が削除された。これらはマスコミでも批判されていたから「私が書かなくても」と言う声も耳に入る。でも、私は、一人ひとりが自分の意見を自分の言葉で表明することこそが大事だと考える。国民とは、一部の政治家や一部の専門家だけではない。「私」一人ひとりが主人公になることこそが基本だ。
 私は今年は、5,6年生から教科になった「英語」を中心に見てきた。私自身、国際的視点から物事を考える力を養いたいと思い幾つかの英語サークルに入っているので、サークル仲間と考え合ったりしている。「社会科」も見てきた。自衛隊の記述が増加していることと、「憲法改憲」への道筋が引かれていっていると思われる記述が表れているので、それも多くの友たちと語り合いたい。九条の会で憲法問題を考え合っている友たちには、是非見てきてもらい意見交換をしたいものである。
 ところで、この展示会は平日の午後5時までしか開かれない。また広域過ぎる。町ごとに土日も開かれるよう意見を書いてきているが、なかなか変わらない。引き続き言っていきたいと思っている。

明日香

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